2014年11月21日金曜日

90式戦車TUSK装備

 紛争地帯でも活動できるように防御強化した90式戦車です。
米軍から供与されたM1エイブラムスのTUSKⅡキットを装備しています。
 ゲリラによる待ち伏せ攻撃、IEDにも対処できるはずです。

側面は車体、砲塔ともに爆発反応装甲タイルを装着。日本でも一時期は爆発反応装甲は研究されたそうですが、爆発によって同行する歩兵に被害が出ると考えて実用化はされませんでした。

実戦で生存性を高めるためにはこういった装備は必要かと思います。
これでRPGを持ったゲリラからの攻撃に対しても大丈夫です。
後部にはパワーパックを増設。電子機器の稼働を補助します。
ラックはM1エイブラムスのものに交換。大型化して積載量を増やしています。
そこへIED対策のためのジャミングアンテナを搭載。
IEDへの備えも万全です。
主砲に同軸機銃としてM2重機関銃を載せてあります。対人戦での攻撃力を強化してあります。この機銃が実は砲手スコープの位置を被っていることにあとで気がつきましたが、後の祭り・・・そのままです。

砲塔中央にあった機銃は外し、車長・砲手ハッチにそれぞれ機銃と防弾壁をつけてあります。
警戒行動中はここから顔をだして周囲を肉眼で確認し、必要なら射撃を行います。

乗員は砂漠地域での活動を意識して砂漠迷彩、戦車帽は純正カラーのままです。


TUSKキットだけではなくマインプラウも装備しています。
90式にはドーザーもマインローラーもありますが、購入したキットに付属していたこと、それにマインプラウのほうがかっこいい・・という理由です。

もちろん装備していればバリケードや車両を排除したり、地面を抉っていけばIEDや地雷も排除できる万能装備です。 


上からは見えませんが車体下部はV字型装甲を追加してあります。
これはIEDが車体下で爆発したときにそのエネルギーを左右に逃がして被害を抑えるためです。
MRAPなどの対爆車両にもこういった工夫が施されています。

フルアーマー90式戦車と呼ぶべき車体へと生まれ変わりました。

WTMキット2の90式戦車とマツオカステンのM1エイブラムスTUSKⅡキットを合体させて製作しています。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年11月10日月曜日

機動戦闘車 市街地戦仕様

対戦車戦ではなく機動火力としての役割を期待されている機動戦闘車を対ゲリラ、市街地戦に強化した装備を施してみました。
イラク、アフガニスタンで実装されている車両装備を参考にいろいろ装備を増やしています。
まず、一目見てわかるように車体をスラットアーマーで囲んでいます。
戦車と違いサイドアーマーがなく、車輪が丸出しということを考えるとこれくらいの防衛策は必要不可欠でしょう。スラットなので重量増加もそこまでしないはずです。

砲塔にもスラットアーマーをつけるか少し考えましたがつけないことにしました。砲塔は装甲でしっかり覆われていますからいいでしょう。
砲塔にはワイヤーカッターを装備。96式装輪装甲車や軽装甲車にも海外派遣型には装備されているのであってもおかしくないとおもいます。むしろそろそろ標準装備にならないのが不思議です。

車長ハッチの銃座は防弾壁で囲んでみました。銃撃戦に備えるならあるべきでしょう。

後部にラックを装着(90式のラックを流用)、実運用を考えればこういうのがあるほうが使い勝手がよさそうです。それにスラットアーマーの代わりにもなります。

ラック内にはIED対策の電波妨害装置を搭載。米軍車両にはよく付属している装置です。これで携帯電話などの電波を遮断してIEDを無力化します。

スラットアーマーがあっても砲塔は旋回できます。
輸送するうえでは重量がかさむため問題はありますが、事前に改良を施しておけば、ほとんどの追加装備はあとから現地でとりつけることができます。

機動戦闘車としての特性を殺すことなく強化すると考えるとこういう案になりました。

このエントリーをはてなブックマークに追加