2014年10月31日金曜日

QA-10

A-10サンダーボルトⅡを無人化し、航空自衛隊の地上監視、攻撃機にしました。
地上支援能力を向上させてあります。

一番の改良点であるコクピット周りですが、単にコクピットを埋めてしまったのではおもしろくないので盛り上がった形状に変えてあります。
グローバルホークやプレデターに近い形状にして無人機という雰囲気がより出るようにと考えてみました。内部に衛星通信アンテナが入っているという設定です。
空中給油のための給油口を変更し、機首上部は前方確認用のカメラ、センサ窓にしました。
そしてA-10の最大の特徴であるアヴェンジャー30mm機関砲はそのままにしました。
地上からの反撃にさらされると危うい無人機で地上で機銃掃射するのはどうかと思いましたが、やはりこれがないとA-10ではありません。
機体そのものがアヴェンジャーありきで設計されているので外さないほうが改良点が少ないと思います。
そして機体下部に地上監視用のカメラが付いています。これにより上空から地上を監視することができます。地上攻撃だけでなく対地監視もできることでプレデターのような偵察機としても使用できます。対ゲリラ戦においては地上監視と支援ができるのでかなり重宝することでしょう。
給油口は機体中央部に移動。配置的にこの位置しかありませんでした。給油口の後ろにカメラが付いておりそれで位置合わせをする・・という設定です。
無人機らしい長時間任務を行うなら空中給油はあったほうがいいかと思い廃止にはしませんでした。

エンジン、尾翼の形状を近代的なデザインに変更しようかと思いましたが、結局原形のままです。エンジンや尾翼の配置がかなり合理的(対空ミサイル対策)なのでこれ以上変更できないという結論に至りました。

エンジンは交換して燃費が良くなっている、という設定です。
武装はマーヴェリックミサイル、GBU-12500ポンド誘導爆弾、クラスター爆弾と対歩兵、車両、広範囲攻撃などあらゆる任務に対応できるものにしました。
A-10らしい装備で固めました。

カラーリングはグローバルホークっぽいグレー単色にして無人機っぽさをアピール。A-10の無人化というより地上攻撃能力を向上させたプレデターという位置づけです。


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2014年10月30日木曜日

Su-47ベルクート

世界で唯一無二といっていい実用型前進翼戦闘機。
米国ですら実験機でしかなし得なかった前進翼を戦闘機に採用するとは、さすがスホーイ設計局と唸ってしまいます。
高機動性を追求した究極のデザインといっていい姿。90年代以降ステルス性が重視されたことで機動性重視という思想がなくなったので採用、同型機の登場はなくなってしまいました。
下部はウェポンベイになっていてステルス時代を先取りしたような形になっています。 しかしこれはステルス性よりも高機動時に武装が外れないように、という点があると思います。機体全体のデザインがステルスを追求していないのでステルスを意識していないのは明白です。スホーイもステルス性については一言も言及していません。
実際の期待は黒一色ですが、スプリッター迷彩にしてみました。
ステルスというわけではないのだから黒にしておく必要はないです。
黒しか実機のバリエーションがないためか、なかなか他のカラーパターンを思いつきません。
だからこそ、他のカラーにしてみるとかなり新鮮な感じがします。
もう少し違う時代に生まれていれば採用されていたかもしれない機体。
実戦配備されたところも見てみたかったです。

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2014年10月27日月曜日

Su-37チェルミナートル

フランカー系の最終形態と呼ぶべきチェルミナートル(英名ターミネーター)
造形的にもおいしい要素満載でぜひ一機は手元に置いておきたい機体です。

 フランカーっぽいスプリッター迷彩でカラーリングなどはオリジナルです。
画像などでもスプリッターをよく見ますし、フランカーといえば青系のカラーリングが定番ですね。それにならい自分の中でもっとも「らしい」と思える感じにしてみました。
載せられるだけミサイルを載せたフル装備状態。
短距離空対空ミサイルR-60
中距離空対空ミサイルR-27
R-27に関しては手持ちの在庫の関係で二種類が混在しています。実際はそんな運用はあり得ませんがお許しください。
独特の機首から主翼へのラインに加えてカナードが付くとさらにかっこいいですね。
もう少しソ連が長引いていればこの期待が主力機として大量配備されていたかもしれません。

J-wings冷戦時代の翼のキット

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2014年10月20日月曜日

90式戦車(近代改修型)

10式の配備に合わせて90式の性能向上のために改修を加えた近代改修型です。
まだまだ一線を張れる戦車なので単体の戦闘力はこのままでも充分現代戦(対ロシア戦)に耐えられます。見た目では分かりにくいですが、10式で得た技術を用いて小規模改修しています。
車長用ペリスコープを10式のものに交換してます。これでより状況把握能力が向上しています。
機銃は昨今の流行りであるリモート機銃、RWSにしています。元々砲塔中央部にあったのでRWSに置き換えても使い勝手がいい位置だと思います(むしろRWSの方が適した配置だと思います)これは10式よりも先進的なものになっています。RWSは 防衛技術シンポジウムで発表されたモノ(車両搭載用リモートウェポンステーション研究)に近い形状でM2重機関銃を装着しています。
サイドスカート下にゴムスカートを装備。側面からの赤外線対策を施しています。これをしないと赤外線画像では車輪が浮き上がって見えてしまうみたいですね。
サイドスカート自体はもとのままです。

データリンク機能を持たせるためにアンテナを10式のものに交換しました。これで10式と同じように連携して攻撃を行えます。

砲塔後部のラックも10式のものに交換して大型化しました。ラックが大きくなった分砲塔旋回には注意しないといけませんがこの方が便利でしょう

車体の方には補助発電機を取り付けてあります。待機状態で電子機器を使用するには欠かせない装備です。10式にも後部についています。

さらに補助発電機と後部排気口をカバーする赤外線防御壁を側面に取り付けました。
10式(左)と90式(右)を足したのが今回の90式近代改修型のコンセプトです。本当なら諸外国のように細かい改修を随時行えたらいいのですがそれができず陳腐化された装備を生産し続けるというのは歯がゆいものです。

生産されてのちに改修されたというのであれば74式(改)という前例もわずかながらもありましたね。また90式も一部の車両にはデータリンク機能を装備したものもあるらしいです。
そう思うと今回の近代改修型も妄想では済まないかもしれません。
キットはWTMキットの90式の車体に10式のパーツとプラ板からつくった自作パーツで作ってあります。


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2014年10月15日水曜日

MH-60J警視庁特殊犯罪対策ヘリ

今後想定される対テロ、凶悪犯罪への対処、首都圏での有事に備えて警視庁は軍用ヘリ特殊犯罪対策装備としてを導入した
 という設定で米国の特殊作戦用ヘリを警察ヘリにしてみました。

警察ヘリといえばおもに上空からの上空監視が主任務ですがSATやSITの支援装備として特殊作戦用ヘリを導入するというのはどうだろう…と思い立ち製作しました。
本来は警察ヘリといえば青地のカラーリングですがそれでは警察らしくない、警察なら白黒のツートンカラーじゃないとだめだという考えのもとパトカーと同じツートンにしました。
 正面には桜代紋を入れてあります。警察ならやはりこうでなくては。
突入支援のために建物へSAT隊員をファストロープ降下させることもできます。
高層ビルが密集する大都会でビルの谷間をスムーズに飛行し、目的地へ正確に隊員を降ろすことができる凄腕パイロットが操縦しているわけです。
時には機内から警視庁No.1のスナイパーが狙撃も行います。パイロットと息を合わせて正確な射撃で突入支援、犯人の射殺もこなします。
突入支援や対テロ戦を考えるとできればミニガンも装備したいところです。
高度なセンサ機器であらゆる状況に対応、もしテロリストが対空兵器を有している場合にも対処できるように赤外線ジャマーや防弾性能を有しています。
税金の無駄遣いといわれるのは必至ですが首都東京を守るにはこれくらいの装備が必要でしょう。
ドラゴンのMH-60Sのキット
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2014年10月10日金曜日

機動戦闘車

陸上自衛隊の新戦力となりうる装備。
日本初の装輪火力支援車両です。
今まで水際防御、北海道での対ソ連戦を想定していた自衛隊にとって新しい時代を迎えたことを象徴しています。

同じように装輪火力支援車両といえばイタリアのチェンタウロを思い浮かべてしまいますが、イタリアも日本と同じように海からの防衛を考えた体制をとっています。
ただ、日本が上陸阻止、水際防御に備えているのに対してイタリアの場合は上陸させて奥地に引き寄せて迎撃するという考え方をとっています。

昨今の財政状況から機動防御という考え方に移行したためイタリア的な防衛思想になってきたと思います。あと対テロ・ゲリラ戦には市街地でも活用しやすい装輪式のほうが良いというのもあります。
標準の自衛隊迷彩です。カラーが手前と奥で濃さが若干違うのは手前は茶系のウェザリングを施してあるからです。
砂漠塗装です。
今後海外派遣された際にはこういう塗装バージョンも出てくるのではないかと思います。
中東、アフリカでの使用にはこの方が向いているでしょう。
海外派遣というのを前提に前後左右に見やすく日の丸を付けてみました。
「JAPAN」の文字も入れるべきかとすこし考えましたがくどくなりそうなので日の丸だけにしてみました。
PKO仕様です。武器使用を想定するとこれくらいの車両を持ち込む可能性はあると思います。あくまで威嚇として戦車砲を搭載した車両は重要な意味があるでしょう。
本来は真っ白なんですが砂っぽいウェザリングを施した結果茶色っぽくなってしまいました。

砂漠地域に派遣された場合これくらい汚れるとは思います。
砂の汚れというだけでなく錆のようにも思えてきます。
前後左右に大きくUNと日の丸を掲げて存在感をアピールします。
都市迷彩仕様です。機動戦闘車がもっとも活躍するとすれば市街地戦でしょう。
山間部などには入り込めませんし、走破性でいえば戦車には敵わない。舗装路が張り巡らされた日本列島、地方の田舎町でも隠れながら撃つというのが理想的な戦い方ではと思います。
白と濃い灰色、薄い灰色の三色でブロック迷彩になってます。
とにかく車高が高いです。一般車と比較しても大きく感じる高機動車よりもさらに高いです。
日本の道交法との兼ね合いもあり横幅に対して車高が高いので側面を向いて射撃した際に本当に反動に耐えられるのか不安になります。(公開されている動画を見る限り撃てるようですが)

実戦前からすでにいろいろ問題点を挙げられていますが、輸送性、走行能力、攻撃力の兼ね合いを考えるとこれが最善のカタチかとおもいます。10式と同じように装甲の強化などが今後できるようになるのか気になるところです。

ワールドタンクミュージアムのキットです。


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2014年10月3日金曜日

Su-34フルバック

Su-27からつづくフランカーファミリーの派生機の戦闘攻撃機、NATO名フルバック。
戦闘機の戦闘攻撃機化、爆撃能力の付加は東西問わず多くありますが、フルバックほど手を加えたものは現代では少ないですね。
特に並列式のコクピットというのはとても珍しいです。タンデム式よりもこの方が爆撃をしやすいのかなとも思います。
オリジナルの青系のピクセル迷彩にしてみました。
フランカー系ならやはり青でなくては・・という気がしました。
独自のアイデンティティーを持っているフランカーになら似合うかと思いました。
中短距離空対空ミサイル、対地ミサイル、誘導爆弾、対艦ミサイルとあらゆるミッションに対応できるフル装備です。
欧米とは違う種類の兵器を搭載するため手持ちの予備兵器は使用をあきらめてキットに付属していたもののみを使用しました。
それでもこの装備内容はなかなかいいですね。
コクピットの位置が高く、構造も普通の戦闘機とは異なります。前輪後ろから階段が降りて乗り込むようになっています。
さてフルバックといえば長期飛行に備えてトイレやキッチン、仮眠室が装備されていると言われています。調べてみたところ・・・
これが仮眠室です。左右の座席の間のスペースで交互に寝るそうです。コクピットが与圧されているからこそ座席を離れて寝れるわけですね。快適とは言い難いですが戦闘機でこんなことができるのはありがたいことかもしれません。
これがキッチンです。電子レンジ装備と言われてましたがですがどうみても電子レンジではないです。おそらく加熱ヒーターです。
飲み物などを温めるものだろうと推測されます。
そしてこれがトイレです。トイレとは名ばかりの尿瓶です。まあ、ないよりましでしょうか。
トランペッターのキットです。一言言うなら出来があまり良くないです。主翼やキャノピーの噛み合わせがよくなく大幅な修正が必要です。なかなか手のかかるキットです。

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