90式戦車の比較を行っていきます。
現在我が舞台で保有している90式各車です。
左から自衛隊制式装備コレクション、自衛隊装備大全、WTM、WTMキットです。
大きさは多少差がありますが10式ほど一目でわかる違いはなく誤差範囲内かと思います。
大きく違う点とすれば、自衛隊制式装備コレクションとWTMは風センサ(砲塔後方に立っている棒)が格納状態で倒れていることです。
ちなみに撮影に使っていたWTMキットの風センサが折れてしまい、写真では存在しない状態になっています。
さらによく見比べるとある違いを見つけました。
WTMキットでは主砲上の黒いゴムがなくなっている。
これは致命的なミスです。しかもWTMのときは付いていたのになぜ・・・
あと方向指示器の着色がひどく雑です。(決して自分で塗ったわけではありません)
かつてのWTMはディティールが細かく塗装もウェザリングが施されたかなり出来の良いものでした。スコップなどの用具も色分けされています。精密さでいえばこれが一番いいと思います。
WTMキットでは10式同様にディティールがくっきりしすぎた分おもちゃっぽく感じます。
そして砲塔が若干高いです。
自衛隊制式装備コレクションのものは再現度が最も低くとにかくお粗末・・としか言いようがないです。凹凸が極端に大きく砲塔はもはや別物と言っていいくらいです。
自衛隊装備大全がもっともよいキットだと思います。ディティーツはWTMほど精密ではないにしろほどよく細かい、配色の二色も落ち着いた色合いで実車に一番近いと思います。
10式、90式の両方で比較した結果、WTMキットの出来があまり良くない・・と言わざるえません。