日本初の実用ブルドーザーであるG40をつくりました。
太平洋戦争がはじまり鹵獲した米軍のブルドーザーの能力に衝撃を覚えた海軍が小松に牽引車を改良させてつくらせたものでこれが日本の本格的機械ブルドーザーとなります。
海軍設営隊で運用され150台生産されたということで性能はそこそこよかったのではないかと思います。
現在はコマツテクノセンターで一台展示されているもののみとなりました。
ドーザーが車体と履帯側面に接続、油圧チューブなど難しい構造で組み合わせやすいようにするのに大変苦労しました。
さすがにドーザー部分を稼働させることはできず固定にしています。
現代のホイールローダーと比較するとこの大きさです。
戦車や装甲車にしても昔のものってかなり小さいですね。