2018年1月22日月曜日

補給艦ときわ

久しぶりに一般公開に行ってきました。



今回は初の補給艦、ときわです。ときわといえば山口県の常盤湖から名前を取っているので今回寄港した下関とは山口県繋がりです。
補給艦といえばこの鳥居。補給管をつるす塔(正式名称は知らない)ですね。間近で見ると結構大きいです。
その根元のところに補給管の先端がぶら下がっています。
中央の一番太いのが燃料、右にぶら下がってる細いのが真水と航空燃料用です。
クレーンも今まで見てきた艦載用の中では一番デカいサイズです。
前部甲板上はかなりごちゃごちゃしていてまるで化学プラントのようなかんじです。
後部甲板はヘリ甲板です。HM-53にも対応しているだけのことはあってかなり広いです。
艦橋に上がったら内火艇の中を見ることが出来ました。横か下からしか見たことがなかったのでなかなか新鮮で模型の参考にもなります。
艦橋からの長めです。
鳥居があるから視界悪そうと思っていましたが結構はっきりと前が見えます。やはりこの辺りは船としてきちんと考えて作られてますね。
モールス信号の練習機材が置かれていました。
30年式モールス練習機。
30年式って平成30年式ってことなんでしょうか。この手作り感と遊び心がなかなかいいです。
手作りキットといえばこのおしゃべりくん改というのもありました。
これは操舵室ないから操舵室外の見張り員と会話するための非公式自作キットだそうです。

あと珍しいのは操舵室に市販のエアコン(ダイキン製×4)が設置されています。
かつてインド洋派遣の際に暑過ぎて空調機能が間に合わないから増設したんだそうです。
 操舵室外の見張り員のところに自衛艦の一覧表があるのがなんだか補給艦っぽいです。これみて相手の船を確認するんでしょうね。

なかなか見ることのない医務室も見れました。狭いながらも手術室、歯科など一通り揃ってました。
地下冷蔵庫です。この写真だとスケールがわかりにくいですが縦横が5×5mくらいです。
艦内左右には幅の広い廊下が突き抜けていて中央のレールを跨いでフォークリフトが動いて物資を移動させます。
補給艦のあらゆる場所が見れて今回は楽しい見学でした。