まだステルス機が都市伝説だった時代、1980年代後半にレベルから発売された「F-19ステルスファイター」のキットにアレンジを加えて作ってみました。
「トップガンマーヴェリック」の冒頭に出てくる「ダークスター」がとても格好良かったので同じようなものを作りたいと思った結果F-19が偶然ヤフオクに出品されているのを見つめた為購入しました。
ステルス機というよりも「極超音速戦闘機」という自己設定で作りました。
機体の翼端が丸みをおびたデザインになっていたのをカットして鋭角の短い主翼にし、カナードは切り落としました。内側に向いていた垂直尾翼はF-35などの昨今のステルス機同様に外側に傾いた形状にしています。尾翼の傾斜を変えると違和感出るかと思いましたが思いの外違和感なく仕上がりました。機体は特殊合金の上から耐熱処理をしてありさらに端部は圧縮された空気との摩擦で高温になるためより高温に耐えられる耐熱コーティングが施されています。その耐熱コーティングがつや消しの黒の部分で通常塗装がメタルブラックの部分です。
これによりマッハ10での高速飛行に耐えられるようになっています。
耐熱コーティングのところはそのコーティングの特性からマーキング類ができないという設定にしています。なのでマーキングは全てメタルブラックの通常塗装の範囲に行うようにしました。
キットの下面足回りとウェポンベイはもともと貧弱で雑な作りのまま組み立ててしまいました。後から考えれば他の物から流用するなりしてもっとしっかりしたものを作ればよかったと後悔しています。驚くほどこのF-19は小さいです。比較的小さめのF-35と比べてもこの通りです。全て架空なわけですがこの大きさはどこから考えたのかとちょっと突っ込みたくなります。