2017年5月22日月曜日

防府航空祭2017 地上展示編

防府北基地の航空祭に行ってきました。



ゲートをくぐって最初に出迎えてくれたのが展示のF-1です。防府で運用されたわけではありませんが展示されています。いつ見てもF-1はかっこいいですね。
なぜか一番手前に配置されていた消防車。型が古い、まさかのボンネットです。
他基地では新型への切り替えが進んでいるというのにまだまだ古い型ばかりです。
訓練基地ということで優先順位が低いんだと思われます。
各種作業車も展示してあります。この辺りは省略。
牽引車を使った車が回ってます。T-7っぽいデザインにしてあってなかなか凝ってます。
そのT-7は今年はこんな感じの特別塗装でした。
一昨年に比べるとかなり地味になってます。
明治維新150周年を記念したものになってます。

T-4もやって来てくれました。
コンパクトにまとまっていて美しい機体です。
T-400もいます。こちらは飛行展示をした直後で点検中です。
小月からは海自の初等練習機T-5がやってきてくれました。
個人的には並列複座のこっちのほうがT-7より好きです。
TC-90もいます。
航空機は今回は練習機のみでもうC-1はやってきてくれませんでした。

地上展示は航空機だけでなく各種装備も展示されています。こちらは移動式レーダー装置。
空自の対空防御の定番VADS(Vulcan Air Defense System)
デモでグルグルと動かしてくれました。仰角もこんなに上がるんですね。
その隣には基地防空用SAMがいました。陸自の11式短距離地対空誘導弾とほぼ同じ最新の短距離SAMです。配備数がまだ少ないのでまさかこれが見れるとは思っていませんでした。
こちらが管制車両。上部のレーダーで目標を捜索して追尾します。後方に少しだけスペースがあってそこで操作できるようです。
これ一台で発射器は4基までリンクできるそうです。
ちなみにこれが通信ケーブル。すごく細いです。

中距離多目的誘導弾や96式多目的誘導弾とは違うこの左右にも首を振れるランチャー、いいですね。
ちなみにこれがランチャーの操作リモコンです。基本はレーダーと連動なので点検用といったかんじであまりリモコンっぽくありません。あと主導でハンドルを回して動かすこともできるそうです。
さらにその隣はパトリオット。
実際には発射機以外のいろんな車両で構成されますがなぜかアンテナとセットで展示。
よくみると左右のキャニスターが違います。
なんとPAC-2(右)とPAC-3(左)を同時装備。
でもあくで展示用なので実際には両方を同時に運用することはできないそうです。
あまり見たことはないキャニスターの可動を見れました。