2019年10月22日火曜日

トムキャットメモリーズ

F-toysからフランカーに続いてトムキャットが単独で食玩化されました!


一部の国を除いて引退してしまったもののまだまだ人気のあるF-14トムキャット。
トップガンの新作公開を前にこのタイミングで出してきたのは最高の判断といえます。
シークレット含めて11種類ありますがカラーリング違いでキットは全て同じです。
キット自体は1パターンだけですがモールドが細かく、デカールも多い良作です。
エンジンノズルがノーマルとアフターバーナー時の2種類入っているというお得な内容。またノズル端部が黒くなっていて塗装しなくても焼けている感じが出ています。
機首下のIRSTも二種類あるので細かい差分はここで再現できます。
そして喜ぶべきは米海軍以外で唯一採用したイランの所属機カラーが入っていることです。
どうしても米海軍のイメージが食玩では見かけなかったのですが最初から塗装済みでデカールも入っているのはありがたい限りです。
しかもイラン帝国(革命前)とイラン・イスラム共和国(革命後)の両方のデカールが入っていてどちらも再現できます。
シークレットはトップガンカラーとブラックバニーです。
どちらもぜひ欲しいですね。

ここからは気になった点です。
機首のレドームがフランカーの時と同じく縦方向にゲート跡が残るので結構目立ちます。
金型のパーティんぐラインも目立つので一度ヤスリで綺麗にしてしまった方がいいでしょう。
ここばかりは無視できないくらい目立つのでうまく自分で塗装するしかありません。
これもフランカーの時同様キャノピーに塗料が付着しているものがいくつかありました。
致命的なので自分で落とすしかありません。
キャノピーの上部がパーティングラインなのでヤスリで塗料と一緒に落としてコンパウンドで磨くのがベストかと思います。
コクピットがやたら雑。
座席が横幅広くなっていて前席計器盤が小さく、後部には計器盤はいっさいありません。
後部計器盤はプラ棒から加工して後部席乗員の膝の上に接着して見た目をそれっぽくしてみました。
ここは完全に自作するしかないかと思います。
キャノピーの風防部分、前面の一面だけ実機にはブルーが入っているのでクリアブルーを塗ってみました。
武装がサイドワインダー×2、フェニックスミサイル×2しかないので少し寂しいです。
せめて増槽は欲しかったなと思います。
思うところもありましたが全体的にはいい商品だなと思うのでこれからもまだ買ってしまいそうです。