2015年8月31日月曜日

1/700 護衛艦みなみ

1/144ではありませんが最近艦船模型に手を出してしまいオリジナルの護衛艦を作ってしまいました。


護衛艦「DD221 みなみ」
戦時中に建造され放置されていた1等輸送艦を海上自衛隊の艦艇として修繕して就役。
輸送艦としての登録を望んでいたが「主砲らしいものを搭載しているから護衛艦」という大蔵省の苦言によって護衛艦として登録されてしまった。
という海上自衛隊黎明期のとんでも護衛艦という設定です。

戦後事情に対応できるように改良してあります。対水上レーダー、対空レーダー、射撃管制装置など電子機器が充実させました。一応護衛艦ということになっているので相応の装備を許されました。
12.7mm高角砲を搭載していましたが3インチ連装砲に変更されていて火力がアップしています。上陸作戦時に支援砲撃を行うことができます。
逆に艦橋についていた連装機銃は予算確保できず撤去されました。
艦橋横にカッターが付いていましたがそれはゴムボートに変更しました。

後部は中央部両舷に連装機銃があるのみでその後ろは小型上陸艇輸送部分になっています。この機能が一番欲しかったのでここは変更ありません。
侵攻された場合の逆上陸作戦や輸送任務などに活用できるでしょう。特に水害などの際の災害派遣には一度に小型艇を大量投入できるので便利だと思います。

護衛艦としては中途半端な性能しか発揮できませんがその不幸な子っぽい感じがそれはそれでいい味出すとおもいます。