2018年4月30日月曜日

相浦駐屯地記念行事 訓練展示編

今回は観閲式の後に行われた訓練展示の模様を紹介します。


水陸機動団なので設定は敵に占領された島の奪還です。
演習場の設定は上記の画像のようになっています。
実際には水際に上陸阻止の障害物があると想定されますが今回はそれはすでに施設科によって撤去済みという設定です。

敵役は顔にバラクラバ、頭に赤テープというよくみるスタイルです。敵は装甲車両も持っているということなのでLAVがその役を担っています。
UH-1で火力誘導員が下りたってすぐに隠れるように茂みの中へと隠れていきました。
火力誘導員の誘導によってF-2が飛来しJDAMを投下しました。
一瞬でしたがわざわざこの為だけにF-2がやってきただけでもなかなかすごいことです。
その後、AH-1とCH-47が飛来しました。


 AH-1が支援攻撃を行う中、CH-47から次々と隊員がファストロープ降下していきます。早い!まさにFASTな降下でした。
そしてついに海上からの上陸がはじまります。AAVは煙幕を張って車体を隠しながら浜辺へと進んでいきます。

煙幕の中から堅牢な装甲車、AAVが次々と現れてきます。
施設科隊員が爆薬筒を持って下車、敵陣手前の鉄条網を破壊する準備をはじめます。
手前のAAVからは70式地雷処理爆破装置を持った隊員が下車して地雷処理の準備をはじめました。
AAVが攻撃を行う中、LCACから高機動車が上陸してきました。
高機動車は120mm迫撃砲を牽引してきていて設置して砲撃準備をはじめました。
中距離多目的誘導弾も展開してさらなる攻撃を加えていきます。
AAVは12.7mmを連射しながら前進していきます。

後部ハッチが開き続々と隊員が下りて敵陣へと突入していきます。

新型の無反動砲、M3を保有している隊員もいました。
占拠していた敵部隊は全滅、こうして水陸機動団は奪還に成功しました。




状況終了後は定番の薬莢数えをやってました。
こればっかりはどこも一緒ですね。