64式対戦車誘導弾（64式MAT）が開発された当初に試験的に作られたらしく知っている人は知っている車両ではないかと思います。
あくまで試験的にM24にMATを付けてみたという感じで正式な陸自の装備にはなっていません。対戦車ミサイル運用の黎明期だったこともあり試行錯誤の一環だったのではないかと思われます。
はっきりとしたことが言えないのは資料がこの写真一枚しかないからです。詳細な記録や車体も残っていません。
なので写真を元に自作した64式MATをM24の両側に取り付けてそれっぽいものを作ってみました。照準器や装甲との接合部がどうなっているのかもわからないのでその辺りは適当です。
軽戦車のM24の砲塔左右に2発ずつ、両側4発もつくとかなりかなりパワーアップした感じがします。
ノーマルのM24と比較すると一気に火力アップして強そうにみえます。ガンダムで言うならフルアーマーガンダムになったような感じです。
火力不足の軽戦車に強力な対戦車ミサイルを積んでいれば重戦車相手でも善戦できるのではないかと思わされます。
M24に載せたのは恐らく装輪では不向きな不整地でのMAT運用を模索していてすでに自衛隊に配備されているM24に載せてみたらどうかという考えだったのではないでしょうか。