あたごを改造して架空イージス艦「たかお」をつくりました。
あたごを80%くらい流用してオリジナル要素は少ないですが武装や細かい装備については手を加えています。また塗装は昨今の艦艇と同じように煙突の黒い部分を無くしたロービジにしようとおもったのですがデカールはハイビジのものしかないので塗装のみロービジ、デカールはハイビジとなっています。
それと艦番号は最新の「はぐろ」がDDG-180で181になるとDDH-181のひゅうがと重なるため考えた結果70番台の最初に戻り171としました。
船体全部は主砲、VLS、艦橋も含めてあたごと遜色ありません。ただチャフが付いていた場所をしらぬいのように遠隔操作式の重機関銃にしました。海自の護衛艦といえば艦橋前にチャフが付いていましたが最近の船は中央よりもやや後の位置についています。なにかしらチャフの効果に対する問題などがあったのかもしれません。船体中央が最も違う点でシャッター尽き格納庫に内火艇が搭載されています。これはステルス対策のためです。この部分のみ側舷の通路は内火艇の内側、艦中央を抜ける構造になっているという設定です。ちなみに内火艇は従来のものと複合艇の二種が左右に搭載されています。
またこの関係で短魚雷を前進し、ハッチ格納式にしました。さらに右舷にはデコイも装備しています。あきづき、あさひ型に付いている投射型魚雷ジャマーを右舷の一段上にとりつけました。片側にしか投射できませんが、まあなんとかなるんじゃないかとおもっています。
前煙突の根元には日本の艦艇には装備されていない対ミサイル防御用デコイ「ヌルカ」を両側に装備しています。アーレイバーグ級などに装備されており、射出すると空中にバルーンが浮かび電波を出してミサイルを引きつけます。
後部構造物の上にチャフがついています。左舷にはあたごだと複合艇を載せていた位置にUAV射出きを搭載しました。スキャンイーグルのような小型有翼機で周辺海域の索敵、警戒ができるようになっています。回収するときはカタパルト後方にクレーンがあり、そこにワイヤーを張って翼をハイヤーに絡めて回収します。
後部左右にもRWSがあり全部のものと合わせて360度の海面警戒を行うことができます。
近接対空防御は前部はCIWSでしたが後部がseaRAMにしました。もしミサイルに対し側面を剥けていた場合はその二種の防御装置で守るという形になっています。
船の形状として大きく違う2点目はヘリ格納庫です。アーレイバーグ級のような左右に独立した格納庫がありそれぞれに格納することができます。片方を哨戒ヘリ、片方を輸送ヘリにした場合などにどちらも使いやすいようになっています。