30MMの新機種、小型量産型エグザビークルというのが出たのでそれを兵器っぽく仕上げてみました。
全長は10m前後、歩行速度は遅く戦闘力も決して高くはなく主に警戒任務など正面戦闘ではない後方での戦闘マシンとして開発された機体です。
ウェリテスとはローマの軽装歩兵のことであり重武装はほぼなく機関砲をメインとした機体で人や一般車両などには強敵となりますが戦車や戦闘ヘリ、より上位の二足歩行マシンには歯が立ちません。
コスト低減しつつ最低限の任務をこなすだけにつくられたマシンです。
武装や左右アームに30mm機関砲、装甲車程度ならこれで破壊できます。また対空射撃もできるようになっています。胸部には対人用の20mm機銃が付いています。さすがに35mmでは威力がありすぎるため対人掃討にはこちらを使用します。
右肩には発煙弾、左肩には大型対地ミサイルが付いていてこれは戦車などが万が一出てきた場合の装備です。弾も二発しかなく本当に保険的なものです。
一見弱そうなウェリテスですが手足を伸ばし、顔を展開すると高機動モードに移行することができます。このモードでは機動力が格段に上がり素早い動きができ、攻撃ヘリを振りきったり他の二足歩行マシンと互角にやり合えるようになります。
ただ、欠点として関節への負担がすさまじく10分程度しか持たないこと、パイロットへの負担も大きいので使用は推奨できません。本当に最後の最後の奥の手という戦闘手段です。