2018年9月10日月曜日

MV-32JA やまどり

かわぐちかいじの「ジパング」に登場するティルトローター機うみどりの陸自版をつくってみました。


長年欲しいと思っていたのですが入手困難だった1/144スケールのうみどりをやっと入手してつい手を加えてしまいました。
製品自体が脚部を格納した飛行状態でスタンドに乗せるようになっていたのですがどうしても着陸状態にしたかったので着陸脚を付ける必要がありました。
なので思い切って独自設定のオリジナル機体にしてしまったのです。
この世界設定ではOH-1は存在せず、陸自の次期偵察ヘリとして採用されたのがこのやまどりです。海自のうみどりとは要求事項が若干異なるためこちらは「JA」型という別機体になっています。
データリンクや観測装置が異なり、外見での一番の違いは脚部が格納式から固定式に変わったことです。
これは不時着時の衝撃吸収や他の電子機器搭載や燃料タンクの大型化のためのスペース確保が目的だったためです。

さらに対ミサイル防御としてチャフ・フレアディスペンサーを装備しています。
オスプレイとの同行が可能なため、ヘリボーンの際の偵察と航空支援を行うことができます。
ウィングを付けて本格的な武装化も考えましたがそこまですると全体のデザインが壊れてしまうのでそれが嫌で武装は20mm三連ガトリングガンのみとしました。ただし設定上はウィングをとりつけてミサイル等の武装かも行えます。
架空機故というべきか全体的に美しい機体で特に翼のラインがとても整っています。
軽飛行機らしさを感じさせつつコクピットのあたりはアパッチっぽいデザインが入っていて本当に秀逸なデザインです。