2016年4月20日水曜日

E-1

P-1を早期警戒機化したE-1です。
老朽化したE-2Cの後継機として一時検討されたありそうでなくなってしまった機体です。



哨戒機の機能をすべて外し、代わりにレドームを載せて上空での航空機警戒を行えるようになっています。
機体の大きさからいけば管制機能を有するAWACSではなく警戒を行うAEWということになるなります。
レドームに関しては旧来の円形よりも棒タイプのほうが先進的な見栄えになるかと思いましたが、棒型は前方が死角となりやすいという問題もあるため保守的な自衛隊では採用しないだろうと考えました。
ソノブイ投下装置やMADは完全に撤去してあります。
代わりにレーダー用電子装備を満載しているのです。
P-1は海自所属ですがE-1は空自所属の防空用装備です。
現代戦においてレーダーの目、上空監視の要として必要不可欠な機体です。
特にレーダーサイトを設置できない洋上においては唯一の監視装置となります。
海洋国家日本にとっては防空を守るためにはぜひAEW機も国産で良いものを作ってもらいたいです。