2018年5月4日金曜日

相浦駐屯地記念行事 その他編

今回は行事に関係なく相浦駐屯地で見かけた珍しいものいろいろの紹介です。



まずは本年度から採用になった陸自の新制服をさっそく見ることができました。といっても着用しているのは高級幹部と儀仗兵のみです。
遠目から見ると空自と思ってしまうので紛らわしいことこの上ありません。まだ慣れませんね。
他では見ることができない新制服とタンカラーの半長靴の組み合わせです。
戦闘服も一見、他の部隊と同じに見えますが水陸機動団専用のものだそうです。ポケット下部に水抜き穴が付いていたり背中上部に引っ張るための部分がついています。全身濡れるので水抜き穴は確かに重要だなと思いました。
それからベルトも迷彩になりいろいろ付けれるような機能性の高いものになっています。
タンカラーの半長靴は通常の物より通気性がよくなっているそうです。これも水対策かと思われます。
AAVに乗る隊員向けの戦車靴もなんとタンカラーになっていました。こちらは機能的に現状の戦車靴と違いがあるのかは聞くのを忘れました。
駐屯地内のデイリーヤマザキですが扱っている商品にマリン系のものが多く含まれていてこんな陸自の駐屯地は他にないと思います。ヒレとか支給だとおもうんですが自前で買う人もいるんでしょうか。
訓練展示の準備中に「ボート体操」というものが披露されました。四角い木の枠をボートに見立ててこれを持ち上げて下ろしてを繰り返します。海兵隊の訓練でこんなの確かあった気がします。映画の「GIジェーン」でも似たようなことやってました。これによって愛艇精神を育むのだそうです。
体験コーナーではバケットローダの試運転(お子様向け)をやってました。バケットローダ動かすなんてなかなか珍しいことに思えます。
駐屯地内には引退した戦友たちが飾ってありました。
旧映画版戦国自衛隊でお馴染み、KV-107バートルです。実機が飛んでいるのは生では見たことはありません。
TH-55J練習ヘリコプター。二人乗りの小型ヘリコプターです。信じられないくらい小さいです。レトロな感じがしますがこれでも95年まで現役だったようです。
73式装甲車も展示してありました。96式装輪装甲車や89式戦闘装甲車など後継はいますが、全国配備できるような無限軌道の装甲車ってもうこの先なくなってしまうのでしょうか。
陸自の原点といえる60式無反動砲です。コンパクトな車両で車高が低いので待ち伏せにはぴったりだと思います。ライフリングもいまでもくっきりと残っていました。
ここからはじまり、機動力のある10式や16式など優秀な後継車種が生まれたのだと思うと感慨深いものがあります。