アーマライト社が開発したアサルトライフル、AR-18がリトルアーモリーで発売されたので作ってみました。
アーマライト社が「西側版AK」を目指して作られたというAR-18はAR-15(M-16)より安価に大量生産することを目的に開発されたライフルです。日本の豊和工業でもセミオートモデルが一時期ライセンス生産されていました(後にアイルランドのIARの手に渡り国会問題になってます)
ただM16が大量生産しまくったためコストがM16の方が安く、安さが売りだったAR-18は結局正式採用する組織はなく消えていくことになりました。しかし内部機構がM16より動作不良しにくいという点で優れていたためのちの多くのアサルトライフルに影響を与えています。
M16に比べると個性を感じない凡庸なデザインが好きで気に入っています。
今回はベテラン傭兵が愛用しているという設定で一丁つくりました。
ハンドガードとストックの一部を布カバーで多いカムフラージュ率を高くしてあります。スコープには今回はG3の暗視スコープを付けてみました。普段は低倍率スコープもしくはアイアンサイトを使っているという設定です。
もう一丁はAR-18を改良し、AKの7.62×39mm弾対応にしストックをフレームのみにしたものです。中小国が勝手にAR-18をコピーしてさらに生産性をあげるためにストックを簡素化、弾丸は手に入りやすいAKのものが使えるように口径を変更したという設定です。
西側と東側が入り混じった銃っていうのは一種のロマンだと思うのでこんなふうにしてみました。
AK弾使用のためマガジンがAKのものになっています。銃身など細かい部分も本当は変えたほうがいいのでしょうがその辺りはスケールの問題もあるので省略しました。ストックも差異を出すためにフレーム だけのものにしてみました。
こうした改良が簡単にできるのはやはりプラモデルだからこそできることだと思います。