2015年6月8日月曜日

防府航空祭2015 陸自編


航空自衛隊の基地ではありますが陸上自衛隊の展示も行われています。
おまけというレベルではなくかなり充実しています。



飛行に備えて待機するUH-1J、そしてその後ろでは74式戦車が試乗を行っています。航空祭とは思えない光景です。

ベテラン選手であるUH-1Jがオープニング飛行、スリングのデモ、地上展示と大活躍していました。ワークホースとしての仕事ぶりを基地祭でも見せつけてくれます。

今回とても驚いたのがAH-64Dがやって来ていたことです。数少ないアパッチをわざわざ派遣してくれるとは思いませんでした。ただロングボウレーダーが外されていていて少し残念です。
この武骨で重厚なボディがとても素敵です。空飛ぶ戦車と呼ぶにふさわしい重装甲、重武装、戦闘ヘリとして一つの到達点といえると思います。
30mmチェーンガンも機体の下でその存在をアピールしていました。これさえあれば対人、対車両にも安心できます。ただこれだけメカが露出して不具合や故障は大丈夫なのかと不安です。

 OH-6Dが3機展示されていました。まだ事故の影響で飛行停止中なので飛ぶことはできません。早く復帰できることを祈っています。
最近はどこで観られるようになった軽装甲機動車です。特にめずらしさもなくなりましたが、好きなので触ったりじっくり見てしまいました。
すっかり「足」として定着した高機動車です。今回は昨年の予算分で調達されごく最近配備された新車でした。といってもこれまでの高機動車となんら変わりません。新車だからといって「新車の匂い」はしませんでした。
87式偵察警戒車も展示されています。運転席がガラス張りだと別車両のようですね。
93式近距離地対空誘導弾も展示されています。陸自車両では唯一手前にロープが張られて近づくことはできませんでした。デリケートな代物なのであまり細部は見られたくないのかもしれません。
航空自衛隊の基地なのになぜか行われる戦車の試乗。自衛隊=戦車ということなのかもしれませんが大人気でした。
74式戦車に乗り込む空自隊員という世にも不思議な謎の構図が見れました。