HSS-2 シーキング

かつては哨戒ヘリの代表格だったシーキングです。
海自で「ちよどり」という名前が与えられいたことをどれだけの人が知っているのか謎です。

 ４０代以上の方にとってはSH-60よりも思い入れのある機体ではないでしょうか。
着水できるように下面が船のようになっているのが特徴的です。スポンソンがフロートになるというのも面白い考えですね。
日本では２００３年に運用が終了しましたが英国などではまだまだ現役で活躍中です。

昔の機体だけあってとにかくマーキングが大きい。
日の丸、番号、海上自衛隊のロゴ、今では考えられないくらい大きく書かれていますね。
本来識別が目的なのですからこれが正しいマーキングのあり方ですが今となっては目立ち過ぎとこき下ろされますね。

ドップラーレーダーとディッピングソナー、MADと哨戒ヘリとしては標準的な装備を揃えています。

 

実機を運用中に見た記憶はないのですがしまなみ海道の大三島に寄贈されて展示されているのを見たことがあります。