2019年4月27日土曜日

イージス艦 こんごう

日本最初のイージス艦こんごう型DDG173こんごうの見学に行ってきました。


この度、はじめてイージス艦を見学できました。

フェーズドアレイレーダーを四面に備えた巨大な艦橋とステルス皆無の大きなマスト。これぞどうどうたるこんごうの姿です。
主砲のオットーメララ127mm砲、対地、対水上、さらに対空射撃もできる速射砲です。
横からみたときのこのデザインが個人的にお気に入りです。
あたご型以降はmk45 5インチ砲に変わってしまいちょっと残念です。
127mm砲の弾丸(模擬)と薬莢。
画像に移っている靴と比較していただければどれくらいの大きさか分かっていただけるかと思います。
 
前部VLS。
再装填用クレーンがあった場所がつぶされて無くなってます。(ハッチが付いていない部分)
不要論が出てあたご以降はクレーンが最初から付いていませんがこんごうは撤去になっちゃったんですね。
前方と後方についているCIWSがカメラ付きのブロックⅠBに交換されてます。
その上に付いているフリーサット衛星通信アンテナも初期はサーチライトのような形状だったものから球形のものに交換されています。

最大の特徴というべきSPY-1Dフェーズドアレイレーダー。真っ白というほど白でもなくグレーというわけでもなくクリームが一番近いような色です。
ひゅうがやあきづき型のFCSレーダーの表面は中央に向かって膨らんでいますがこちらは完全な平面です。
艦中央辺りから艦橋をみたところ。
ハープーンは左右3発ずつ装備。
内火艇の向こうに後部SPYが見えます。その上に乗っている四角いのがNOLQ-2電子妨害装置が付いています。
後部甲板はVLSの後ろにヘリ甲板がありますが拘束具は付いていません。
後部VLSではハッチの滑り止めの粗さが違う個所を発見。赤矢印と青矢印では粗さが違います。
理由はよくわかりません。
艦載車を発見。前部甲板と後部甲板を繋ぐ艦橋内通路にたてかけられていました。かなり新しそうです。
通路扉を乗り越えるためと思われる傾斜も用意されていました。
艦橋には上がれませんでしたが装備品を一通り見れて充分堪能しました。
ただ、艦首から撮影し忘れたのだけが悔やまれます。