2019年4月29日月曜日

UH-X

新たに陸自汎用ヘリとして採用されたUH-X(正式名はまだ不明)を模型で再現してみました。


実は4年前に一度作っています。
ベル412陸自仕様

当時ベル412がUH-Xに選定されたことが発表されヘリコレのベル412を改良してつくりました。
まだ全景が分からなかったのでキットをほぼそのままで塗装変えたの とワイヤーカッターを突けたくらいです。
今回は納品された試作機の画像を元にキットとの相違点を探し改良を加えました。
機首部分はUH-60みたいな複数のセンサー類を付けているわけではなくシンプルになったのでキットから余計な部分を切り取って卵状に加工しました。左右にミサイル警報装置、上下にワイヤーカッター、それと上部にアンテナ、下部にはカメラを取り付けました。カメラに関しては全機に付くわけではないらしいですが今回は付けました。
エンジン部分は違いは見た限り見つからなかったのでそのままです。ただ、排気口が焼けた金属色だったのでそれを再現しました。テール基部には取り外し式のフレアが付いています。
一番の難点だったのがテール、ローター部分です。
他の412ではテールから垂直尾翼へと流れるように一体になっているのに対してUH-Xではテールの後部よりも少し前の位置に垂直尾翼が付いています。また垂直尾翼自体小型化されているように思えました。
テールの延長なのか、尾翼の取り付け位置前進なのか分かりません。ですが今回は尾翼を小型化して全身させました。
ローター反対側のブームにはストレーキを付け足しました。
UH-1、UH-X、UH-X(2015)の比較です。
まだ部隊配備になっていないので運用がはじまればまた新しい装備を付けた機体も登場すると考えられます。そしていずれ正規のキットも出ると思うのでその時が楽しみです。