セガサターンのゲームソフト「ガングリフォン」に登場する13式装甲歩行車（猛士付）が
まん点工房さんより発売されたのでそれを購入しました。
中国製（ロシア軍のBMXという機体のコピー）で性能は低いものの低コストで大量配備されているという機体です。ローラーも飛行ユニットも付いておらず足であるくしかできないため移動速度は極めて低いです。なおかつ電子装備も貧弱という設定ではっきりいえばヤラレメカでしかありません。
90年代から考えれば中国の国力でつくれるものってこういうものだろうという見方があったからなのかと思います。今ならもっとマシなモノ作りそうです。
主武装は砲身中央のガトリング式機関砲、それと両肩にミサイルランチャーをつけています。頭部のセンサーユニットが独特の形をいているのが特徴的です。今回アンテナ等がまったくなかったので自分で頭部ユニット中央にアンテナを付けてみました。オリジナル改造はそれくらいです。
後部には燃料タンクが取り付けられていてロシア系戦車を思わせるデザインになっていてそこが中国っぽさを感じます。
カラーリングはいろいろ悩みました。人民解放軍のデジタル迷彩も面白いかと思いましたが無国籍な雰囲気を出したかったのでデザートカラーにしました。（おそらく輸出もされていて他国でも運用されているはず）
関節部を覆うカバーの部分は濃い目の茶色にして差別化してあります。
おまけとして付いていた猛士（ハンビーの中国コピー版）もなかなかいいアイテムです。この車体、ハマー同様バリエーションが多くカラーリング悩みましたが濃い目のグリーンと茶系の幌という無難な色合いにしてみました。
144スケールでは手に入らない車両なのでこれも良い逸品です。
