海兵隊が所有する車両もいくつか展示してありました。
HMMWVの後継として次期汎用車両となったM-ATV。ゴツさがいかにもアメリカという感じでとてもかっこいいです。
イラク・アフガニスタンの教訓から防御性能がかなり重視されていてその重装甲さは見ただけでよく伝わってきます。窓ガラスもかなり厚みのある防弾ガラスが標準です。
後部はラックになっていてここはノーマルなら荷物置きですが各種装備を載せるための拡張部分でもあります。汎用とはいえ今後の汎用性だからこそ今後の発展性をしっかり確保しています。
MTVR重トラック、陸自で言うところ3t半みたいな存在だと思いますがその倍の7tトラックです。細かいバリエーションが多くそのあたりも3t半に近いです。
米軍の重トラックはボンネットタイプがずっと続いていますがなにかこだわりがあるんでしょうか。
トレーラータイプの方はエンジンルームオープン状態です。
やや小雨がふっていてちょっと心配ですがそれくらいならお構いなしといった感じです。ヘリやトラックのメンテ部分を開けてくれるは展示側は「わかってるな」としか言えません。大変ありがとうございます。
米軍のトラック関係だと最近よくみるオシュコシュです。
日本の重装輪みたいなキャビンがいいですね。グリーンとタンのパーツが混ざってるのはいかにも海兵隊という感じです。部品取りしてきたっていうのがわかりやすいです。
このオシュコシュは改修型で後部にはがっちりとした連結器が付いていました。謎のクレーン車。なんでもドイツ製という噂を聞きましたがよくわかりません。
これも謎の装甲フォーク。こんなのあったんだという感じです。キャビンはかなりしっかりとしているので本当に危険地域で作業させるためのものなのでしょう。
車両コーナーでは一番目立っていたコンテナクレーンは昔からよく見ます。
給水用に設置されていた水タンクトレーラーはきちんと迷彩が施されています。日本の水タンクに比べると背が高いように思えます。数少ない実銃展示コーナーはMk19グレネードランチャーとM2重機関銃が展示されていました。
陽気な黒人さんが楽しく解説してくれました。