2023年10月5日木曜日

山口駐屯地記念行事 展示編①

 

午後からは装備品の展示、山口駐屯地だけでなく各地から集まった装備類が見放題です。

最後となる74式戦車の体験乗車は例年通り大人気、前進/後進を繰り返すだけですが戦車の迫力が凄まじいです。

なんと水陸機動団が20式小銃を展示してくれました。まさかここで見れるとは思っておらず驚きました。

状態が綺麗なうえに樹脂部品を使っているせいかなんだかおもちゃっぽく見えます。ですがかなり使いやすいらしいです。13旅団に配備されるのはいつになるのかはわかりません。

同じく新たに採用になったSFP-9、こちらも大変状態が良いです。ただ、見た目ではシグとどれくらい違うのかっていうのはわかりません。

水陸機動団といえば60mm迫撃砲、これも欠かせない装備ですね。

隣では13旅団の火器が展示してありました。

M2重機関銃の対空銃座だと思うんですがこの脚って十字にもっと大きい脚部を付けるようになっていた気がします。倒れないかと不安になりました。

87式対戦車誘導弾、通称中MATです。中多の配備が進んでるのでこれもいずれ見れなくなってしまう装備です。

ウクライナで話題になったジャベリン……に似た陸自の01式軽対戦車誘導弾、通称軽MATです。よくLAVの上から持った姿で更新していたりする姿を見ますね。今回操作系をじっくり見ましたが案外ボタン少なくてそれほど複雑なことはしなくても撃てるみたいです。

対人狙撃銃はそれぞれ隊員が自分で塗装しているので個性がよく出ています。そこをついついじっくり見てしまいます。これは塗装したばかりなのかかなり状態がいいですね。ある程度使ってると塗料が剥げていりして年季入った感じなってます。

陸自ではすっかり見ることのなくなった64式小銃も展示してありました。金属部分のメッキがほとんど剥がれてしまい銀色に輝いています。何世代にも渡って隊員さんがメンテしてきたのでしょう。このまま何事もなく引退することを祈るばかりです。

やはり陸自の小銃といえば89式です。ややメッキが剥げ、輝いている部分がありますがその使い込んだ感じもベテランの風格があります。20式をみておもちゃっぽく思えてしまったのはこの使い込んだ小銃に目が慣れすぎているせいかもしれません。