2019年9月15日日曜日

しらぬい

平成最後の汎用護衛艦しらぬいのアオシマのキットです。


 基本は前型のあきづき型に近く艦橋マスト兵装配置などはほぼ同じです。
フェーズドアレイレーダーがあきづきでは白でしたが艦色に近いグレーになりました。またCIWS(ブロックⅠB)のレドームもグレーになってます。白いレドームはやはり目立つから無くしていこうということなのかと思われます。
またあさひ型は潜水艦の潜望鏡を見つけるための潜望鏡レーダーがフェーズドアレイレーダー四面の上に付いています。
あきづきではレーダーが艦橋とヘリ甲板上部に分割されていましたがあさひ型ではついに艦橋に集約。むらさめからつづく汎用護衛艦の集大成、完成型といっていい姿です。
また模型的には艦橋窓がクリアパーツになっていて今までのキットとは違います。
内火艇、複合艇、クレーンは航行中を意識して上をカバーで覆った状態を再現しています。
それぞれの上にティッシュを乗せ水で濡らして密着させてカバーっぽくしています。
後部は定番のヘリ甲板。
格納庫はあきづき型とそれほど変わらないものの引き込みレールがひとつに減らされています。対潜用なのに哨戒ヘリ搭載できる数が少ないのはこれでいいのかと疑問を感じます。

奥からむらさめ、あきづき、しらぬいです。
むらさめ型からの発展系のシリーズなので船体の大きさや各種機器の配置はほぼ同じです。ただ、上に乗っている装備の性能が上がり、ステルス性を意識したものになってきていることがわかります。
今後は新型艦FFMの量産に移るのでDDはいつ新型が出るのかわかりませんがどんな艦になるのか楽しみです。