2014年12月22日月曜日

J-20 2号機

中国軍試作ステルス機J-20の2作目。
迷彩を施しより実戦的なものに変えてみました。

1号機では試作機に近い黒一色でした。中国軍のステルス機は黒のカラーリングしか公表されていませんし、そのイメージを一蹴してみたいという試みでこのようなカラーリングにしてみました。
1号機ではトランペッターのモデルを使用しましたが2号機はドラゴンのモデルです。
気になる点はキャノピーがうまくはまりません。キャノピーを削って加工する必要があります。
モールドがほとんど刻まれていません。資料が少ないから入れようがないというのもあるのかもしれませんが。
それでもトランペッターは細かく入れてあったので模型的にはトランペッターのほうがよいものだといえます。

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2014年12月12日金曜日

74式戦車改

74式戦車に関してはG型という制式の改良バージョンがありますが、今回はさらに進化させた2014年型の改良型74式戦車です。
G型と同じようにパッシブ式暗視装置に変更、サイドスカートを装備(模型的には余剰になっている10式のサイドスカートを改良して使用してます)
さらに防御力を強化するためにリアクティブアーマーを車体前方と砲塔左右に装備。
ここまではよく見る74式の改良型モデルです。

現代の非対称戦に対応すべく主砲に同軸機銃M2重機関銃を載せてあります。
砲塔上部の機銃は乗員保護のために防弾壁を装備。
砲塔後部ラックは大型化してあります(10式のものを改良)




105mm砲では現代の対戦車戦には限界があるので対ゲリラ戦支援戦車として改良しました。
主砲を120mm、エンジンも交換して強化してみるのもいいかとおもいましたが現実的な改良案としてこれくらいにしておきました。

「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」のコミック版に出てくる74式特地仕様に近い仕様です。

自衛隊装備大全のモデルを改良しています。

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2014年12月3日水曜日

Mi-24 ハインドA

攻撃ヘリの先駆け、試験的な要素が多く含まれているハインドA型です。
ヘリボーンコレクション6のモデルです。
まさかA型が食玩で発売される日が来るとは思っていもいませんでした。
(ヘリボーンコレクション自体10年もシリーズが続くとは思っていませんでした)
A型といえばこの独特の並列座席配置の大きなコクピット。
後に被弾性の高さが問題となりますが、まだ試行錯誤の時代。
現代では見ることのない独特な外観に惹かれます。

Su-34も並列座席ですがロシアは並列にすることに特別な思いがあるのでしょうか。
ソビエト標準カラー、エチオピア軍の砂漠迷彩、ベトナム軍のジャングル迷彩。
この3色のカラーチョイスはかなりセンスのいいチョイスとしかいいようがありません。
ソビエトカラーはデカールを貼り、砂漠迷彩はウェザリングを施し、ジャングル迷彩はスミ入れのみという風にそれぞれ別の楽しみ方をしてみました。

 ヘリボーンコレクション1のハインドDとの比較。
一見別物に思えても全体の雰囲気はよく似ており同じ系統なんだなと納得します。

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2014年11月21日金曜日

90式戦車TUSK装備

 紛争地帯でも活動できるように防御強化した90式戦車です。
米軍から供与されたM1エイブラムスのTUSKⅡキットを装備しています。
 ゲリラによる待ち伏せ攻撃、IEDにも対処できるはずです。

側面は車体、砲塔ともに爆発反応装甲タイルを装着。日本でも一時期は爆発反応装甲は研究されたそうですが、爆発によって同行する歩兵に被害が出ると考えて実用化はされませんでした。

実戦で生存性を高めるためにはこういった装備は必要かと思います。
これでRPGを持ったゲリラからの攻撃に対しても大丈夫です。
後部にはパワーパックを増設。電子機器の稼働を補助します。
ラックはM1エイブラムスのものに交換。大型化して積載量を増やしています。
そこへIED対策のためのジャミングアンテナを搭載。
IEDへの備えも万全です。
主砲に同軸機銃としてM2重機関銃を載せてあります。対人戦での攻撃力を強化してあります。この機銃が実は砲手スコープの位置を被っていることにあとで気がつきましたが、後の祭り・・・そのままです。

砲塔中央にあった機銃は外し、車長・砲手ハッチにそれぞれ機銃と防弾壁をつけてあります。
警戒行動中はここから顔をだして周囲を肉眼で確認し、必要なら射撃を行います。

乗員は砂漠地域での活動を意識して砂漠迷彩、戦車帽は純正カラーのままです。


TUSKキットだけではなくマインプラウも装備しています。
90式にはドーザーもマインローラーもありますが、購入したキットに付属していたこと、それにマインプラウのほうがかっこいい・・という理由です。

もちろん装備していればバリケードや車両を排除したり、地面を抉っていけばIEDや地雷も排除できる万能装備です。 


上からは見えませんが車体下部はV字型装甲を追加してあります。
これはIEDが車体下で爆発したときにそのエネルギーを左右に逃がして被害を抑えるためです。
MRAPなどの対爆車両にもこういった工夫が施されています。

フルアーマー90式戦車と呼ぶべき車体へと生まれ変わりました。

WTMキット2の90式戦車とマツオカステンのM1エイブラムスTUSKⅡキットを合体させて製作しています。
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2014年11月10日月曜日

機動戦闘車 市街地戦仕様

対戦車戦ではなく機動火力としての役割を期待されている機動戦闘車を対ゲリラ、市街地戦に強化した装備を施してみました。
イラク、アフガニスタンで実装されている車両装備を参考にいろいろ装備を増やしています。
まず、一目見てわかるように車体をスラットアーマーで囲んでいます。
戦車と違いサイドアーマーがなく、車輪が丸出しということを考えるとこれくらいの防衛策は必要不可欠でしょう。スラットなので重量増加もそこまでしないはずです。

砲塔にもスラットアーマーをつけるか少し考えましたがつけないことにしました。砲塔は装甲でしっかり覆われていますからいいでしょう。
砲塔にはワイヤーカッターを装備。96式装輪装甲車や軽装甲車にも海外派遣型には装備されているのであってもおかしくないとおもいます。むしろそろそろ標準装備にならないのが不思議です。

車長ハッチの銃座は防弾壁で囲んでみました。銃撃戦に備えるならあるべきでしょう。

後部にラックを装着(90式のラックを流用)、実運用を考えればこういうのがあるほうが使い勝手がよさそうです。それにスラットアーマーの代わりにもなります。

ラック内にはIED対策の電波妨害装置を搭載。米軍車両にはよく付属している装置です。これで携帯電話などの電波を遮断してIEDを無力化します。

スラットアーマーがあっても砲塔は旋回できます。
輸送するうえでは重量がかさむため問題はありますが、事前に改良を施しておけば、ほとんどの追加装備はあとから現地でとりつけることができます。

機動戦闘車としての特性を殺すことなく強化すると考えるとこういう案になりました。

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2014年10月31日金曜日

QA-10

A-10サンダーボルトⅡを無人化し、航空自衛隊の地上監視、攻撃機にしました。
地上支援能力を向上させてあります。

一番の改良点であるコクピット周りですが、単にコクピットを埋めてしまったのではおもしろくないので盛り上がった形状に変えてあります。
グローバルホークやプレデターに近い形状にして無人機という雰囲気がより出るようにと考えてみました。内部に衛星通信アンテナが入っているという設定です。
空中給油のための給油口を変更し、機首上部は前方確認用のカメラ、センサ窓にしました。
そしてA-10の最大の特徴であるアヴェンジャー30mm機関砲はそのままにしました。
地上からの反撃にさらされると危うい無人機で地上で機銃掃射するのはどうかと思いましたが、やはりこれがないとA-10ではありません。
機体そのものがアヴェンジャーありきで設計されているので外さないほうが改良点が少ないと思います。
そして機体下部に地上監視用のカメラが付いています。これにより上空から地上を監視することができます。地上攻撃だけでなく対地監視もできることでプレデターのような偵察機としても使用できます。対ゲリラ戦においては地上監視と支援ができるのでかなり重宝することでしょう。
給油口は機体中央部に移動。配置的にこの位置しかありませんでした。給油口の後ろにカメラが付いておりそれで位置合わせをする・・という設定です。
無人機らしい長時間任務を行うなら空中給油はあったほうがいいかと思い廃止にはしませんでした。

エンジン、尾翼の形状を近代的なデザインに変更しようかと思いましたが、結局原形のままです。エンジンや尾翼の配置がかなり合理的(対空ミサイル対策)なのでこれ以上変更できないという結論に至りました。

エンジンは交換して燃費が良くなっている、という設定です。
武装はマーヴェリックミサイル、GBU-12500ポンド誘導爆弾、クラスター爆弾と対歩兵、車両、広範囲攻撃などあらゆる任務に対応できるものにしました。
A-10らしい装備で固めました。

カラーリングはグローバルホークっぽいグレー単色にして無人機っぽさをアピール。A-10の無人化というより地上攻撃能力を向上させたプレデターという位置づけです。


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2014年10月30日木曜日

Su-47ベルクート

世界で唯一無二といっていい実用型前進翼戦闘機。
米国ですら実験機でしかなし得なかった前進翼を戦闘機に採用するとは、さすがスホーイ設計局と唸ってしまいます。
高機動性を追求した究極のデザインといっていい姿。90年代以降ステルス性が重視されたことで機動性重視という思想がなくなったので採用、同型機の登場はなくなってしまいました。
下部はウェポンベイになっていてステルス時代を先取りしたような形になっています。 しかしこれはステルス性よりも高機動時に武装が外れないように、という点があると思います。機体全体のデザインがステルスを追求していないのでステルスを意識していないのは明白です。スホーイもステルス性については一言も言及していません。
実際の期待は黒一色ですが、スプリッター迷彩にしてみました。
ステルスというわけではないのだから黒にしておく必要はないです。
黒しか実機のバリエーションがないためか、なかなか他のカラーパターンを思いつきません。
だからこそ、他のカラーにしてみるとかなり新鮮な感じがします。
もう少し違う時代に生まれていれば採用されていたかもしれない機体。
実戦配備されたところも見てみたかったです。

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2014年10月27日月曜日

Su-37チェルミナートル

フランカー系の最終形態と呼ぶべきチェルミナートル(英名ターミネーター)
造形的にもおいしい要素満載でぜひ一機は手元に置いておきたい機体です。

 フランカーっぽいスプリッター迷彩でカラーリングなどはオリジナルです。
画像などでもスプリッターをよく見ますし、フランカーといえば青系のカラーリングが定番ですね。それにならい自分の中でもっとも「らしい」と思える感じにしてみました。
載せられるだけミサイルを載せたフル装備状態。
短距離空対空ミサイルR-60
中距離空対空ミサイルR-27
R-27に関しては手持ちの在庫の関係で二種類が混在しています。実際はそんな運用はあり得ませんがお許しください。
独特の機首から主翼へのラインに加えてカナードが付くとさらにかっこいいですね。
もう少しソ連が長引いていればこの期待が主力機として大量配備されていたかもしれません。

J-wings冷戦時代の翼のキット

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2014年10月20日月曜日

90式戦車(近代改修型)

10式の配備に合わせて90式の性能向上のために改修を加えた近代改修型です。
まだまだ一線を張れる戦車なので単体の戦闘力はこのままでも充分現代戦(対ロシア戦)に耐えられます。見た目では分かりにくいですが、10式で得た技術を用いて小規模改修しています。
車長用ペリスコープを10式のものに交換してます。これでより状況把握能力が向上しています。
機銃は昨今の流行りであるリモート機銃、RWSにしています。元々砲塔中央部にあったのでRWSに置き換えても使い勝手がいい位置だと思います(むしろRWSの方が適した配置だと思います)これは10式よりも先進的なものになっています。RWSは 防衛技術シンポジウムで発表されたモノ(車両搭載用リモートウェポンステーション研究)に近い形状でM2重機関銃を装着しています。
サイドスカート下にゴムスカートを装備。側面からの赤外線対策を施しています。これをしないと赤外線画像では車輪が浮き上がって見えてしまうみたいですね。
サイドスカート自体はもとのままです。

データリンク機能を持たせるためにアンテナを10式のものに交換しました。これで10式と同じように連携して攻撃を行えます。

砲塔後部のラックも10式のものに交換して大型化しました。ラックが大きくなった分砲塔旋回には注意しないといけませんがこの方が便利でしょう

車体の方には補助発電機を取り付けてあります。待機状態で電子機器を使用するには欠かせない装備です。10式にも後部についています。

さらに補助発電機と後部排気口をカバーする赤外線防御壁を側面に取り付けました。
10式(左)と90式(右)を足したのが今回の90式近代改修型のコンセプトです。本当なら諸外国のように細かい改修を随時行えたらいいのですがそれができず陳腐化された装備を生産し続けるというのは歯がゆいものです。

生産されてのちに改修されたというのであれば74式(改)という前例もわずかながらもありましたね。また90式も一部の車両にはデータリンク機能を装備したものもあるらしいです。
そう思うと今回の近代改修型も妄想では済まないかもしれません。
キットはWTMキットの90式の車体に10式のパーツとプラ板からつくった自作パーツで作ってあります。


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