2014年11月10日月曜日

機動戦闘車 市街地戦仕様

対戦車戦ではなく機動火力としての役割を期待されている機動戦闘車を対ゲリラ、市街地戦に強化した装備を施してみました。
イラク、アフガニスタンで実装されている車両装備を参考にいろいろ装備を増やしています。
まず、一目見てわかるように車体をスラットアーマーで囲んでいます。
戦車と違いサイドアーマーがなく、車輪が丸出しということを考えるとこれくらいの防衛策は必要不可欠でしょう。スラットなので重量増加もそこまでしないはずです。

砲塔にもスラットアーマーをつけるか少し考えましたがつけないことにしました。砲塔は装甲でしっかり覆われていますからいいでしょう。
砲塔にはワイヤーカッターを装備。96式装輪装甲車や軽装甲車にも海外派遣型には装備されているのであってもおかしくないとおもいます。むしろそろそろ標準装備にならないのが不思議です。

車長ハッチの銃座は防弾壁で囲んでみました。銃撃戦に備えるならあるべきでしょう。

後部にラックを装着(90式のラックを流用)、実運用を考えればこういうのがあるほうが使い勝手がよさそうです。それにスラットアーマーの代わりにもなります。

ラック内にはIED対策の電波妨害装置を搭載。米軍車両にはよく付属している装置です。これで携帯電話などの電波を遮断してIEDを無力化します。

スラットアーマーがあっても砲塔は旋回できます。
輸送するうえでは重量がかさむため問題はありますが、事前に改良を施しておけば、ほとんどの追加装備はあとから現地でとりつけることができます。

機動戦闘車としての特性を殺すことなく強化すると考えるとこういう案になりました。

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