カナードにベクタードノズルというロマンあふれる設定に多くの人が魅了されこれまで改造して自作していた人も多々いました。それがついにキットとして発売され購入できたことは感無量と言っても良いものです。
デカールももちろんついていて劇中の「ウィザード」「プリースト」を再現することができます。
今回はウィザード機を作ってみました。現在のパイロットスーツは緑ですが劇中はオレンジの旧色なのでそれも再現してあります。
また機体色は現実のF-15Jの制空迷彩ではなくグレイ系の単色らしいのでタミヤのニュートラルグレイ単色で塗っています。個人的にはやや暗い感じのこれくらいのカラーがしっくり来ていい具合になったと思っています。
F-22のようなベクタードノズルはF-22を参考にしつつシルバーとメタルブラックで部分ごとに塗り分けてみました。唯一今回納得がいかなかったのが兵装です。埋め込み式ミサイルが機体両側に2発ずつつけられるのですがどうもミサイルっぽい形状に見えずここは原作を無視してもっとミサイルっぽく見えるように後端部を切り落としノズルに見立て、制動翼を取り付けてみました。それと機体下部中央に増槽はあるものの自衛隊と言えば主翼にも大抵付けるくらい燃料満載のイメージが強いので3Dプリンタで主翼用増槽を作り主翼左右に取り付けました。
もっと武装はあってもいいかとも思いましたがこれくらいにしておきました。
たまに見る正面からの絵。こうするとカナード、垂直尾翼、水平尾翼が全てバラバラの角度になっているのがよくわかります。
F-15Jとの比較。カナードや翼の形状、エンジンノズルが違うだけで基本は同じように見えます。
だからこそ「あり得るかもしれない架空機」というリアリティのあるかっこよさがイーグルプラスの魅力だと思えるのです。