2015年9月12日土曜日

1/700 水上機母艦千代田

大日本帝国海軍水上機母艦千代田です。
あまり第二次大戦期の艦艇に興味がないのですが、水上機母艦というマイナーなジャンルに惹かれました。

模型としては千代田は後に改装された軽空母での模型のほうは何社からか出ていますが、水上機母艦はアオシマからしか出ていません。
堂々とした艦橋、高さはありませんが存在感がありますね。
主武装は12.7mm高角連装砲が2門でややさびしいです。前に出て打ち合うタイプの船ではないので仕方ないとは思います。
4基のカタパルトを装備していて素早く水上機を展開させることができます。甲板に敷かれたレールも特徴的です。水上機だけでなく内火艇や甲標的も搭載されていて多目的母艦という感じの船です。さらに他艦への給油能力も持ち合わせていて現代のいずも級などのDDHに近い存在なのではないかと思います。
大きな天板に覆われた部分に甲標的用のエレベーターがあります。
後部は広々とした回収スペースです。ここに戻ってきた水上機をクレーンで持ち上げて回収するものと思われます。
全体的に大小多数のクレーンが設置されていてそれも特徴的です。
艦船はほとんど作ったことがないのでよくわからないことだらけです。
木甲板はどんな色合いにしたらいいのかとか、1/700のウェザリングはどんなふうにしたらいいのかわかりません。
あと実物がすでに存在しないので本物を比較できないのも難しいです。