2015年3月22日日曜日

3 1/2tトラック 作業装置付

3 1/2tトラックのバリエーションの一つである作業装置付タイプです。
一言で言うならクレーン(通称ユニック)付トラックです。
同じようなものを土木車両などで見ることもあると思いますがその自衛隊版です。



アオシマ自衛隊名鑑の73式トラックにトミーテックのトラックコレクションのトラッククレーンからクレーンを取り外して取り付けてあります。
クレーンアームの長さがちょうどよい長さだったのでクレーンは無改造です。
走行時にはクレーン先端は車体前部に固定しますが、クレーンを動かせるようにしておきたかったので固定はしませんでした。

クレーンがついたことで荷台が少し短くなっています。おおよそ1/5(幌の区切り1つ分)を切断して短くしています。それに伴い、幌の側面窓が2個から1個に変わっています。
幌の中央部を切断してつなぎ直して塗装し直したので幌の色が少し明るい色になってしまいました。それでも許容範囲内だと思い塗装は直しませんでした。

クレーン基部にはハイジャッキが付いており作業時にはちゃんと固定できるようです。
ただ、ガード内側にジャッキが付いているので左右にジャッキを開くことはできません。
クレーンは可動するといっても全体が回転するのみです。
それでもこうやって後ろ向きにできるだけでも充分かと思います。

兵員輸送用ではなく主に施設科や後方での輸送任務に使用されています。