2025年4月21日月曜日

福岡駐屯地記念行事①

 

福岡駐屯地記念行事に行ってきました。

ここは第4師団司令部が置かれており北部九州の中心です。

今年は駐屯地開設75周年 、師団創設63周年となっています。駐屯地自体は警察予備隊の時につくられたものなので師団よりもずっと昔からあるのです。

門をくぐってすぐの場所にFASTFROCEの車両が置かれていました。災害時に真っ先に駆け付ける隊でこのようにいつでも出れるように災害派遣の垂れ幕をつけて待機しているようです。

小火器展示コーナー

なかなかここまで綺麗な89式見ないよなと思うくらい綺麗な89式小銃。

20式の配備がはじまったとはいえまだまだ引退は遠いでしょう。


徐々に配備が進む20式小銃はノーマル状態での展示でした。

ひょっとするとグレネードランチャーが見れるのでは、と思いましたがそれはまた別の機会になりそうです。

新旧9mmけん銃、こうして並べて展示してもらうと大きさの違いなどが比較しやすいです。

シグ(旧)のほうはスライドにかなり年季が入ってます。

 
水力機動団の60mm迫撃砲、後ろで支えてる台座、よくみると折り畳み椅子を改造して作ったものです。自前で溶接や加工ができるからこそこういうのが作れるのはいいですね。
車両コーナー
92式地雷原処理車。模型は作ったものの実物はたぶんはじめて見ます。
94式水際地雷敷設装置。水中に設置するのですが「機雷」ではなく「地雷」です。
水陸両用車なので災害派遣で使われることもあります。福岡ではたまに海で訓練しているのが見られますね。
92式浮橋。本体の浮橋の方を撮るのに夢中で車体を正面から撮るのを忘れていました。
これは水中に浮かぶ橋本体の部分で他にも陸地に設置する端部、水上作業を行うボート、橋を構成した際に敷く道路マットで構成されるかなり大掛かりな装備です。単体でも水上フロートとしてイカダのように車両や物資を乗せて運ぶことも可能です。
 

野外手術システムの中も見学させてもらいました。今まで何度かみたものの撮影禁止でしたが今回は撮影OKということで撮らせてもらいました。

 
車外にも本来は多数の装備で構成されますが見学のために電源設備のみが用意されていました。
別の場所で見たちょっとおもしろいもの。
駐屯地で見るこういうセンスのある注意書き、結構好きです。