2021年3月11日木曜日

DDS-148 ふぶき

 

舟艇搭載型護衛艦という架空艦というものをつくってみました。

 

DDは汎用護衛艦、Sは「Ship」という架空設定の意味で付けました。 

ペルシャ湾掃海のような遠隔地への小型艇の投入や洋上での臨検、不審船追跡のために大型艦で進出した後に小型高速艇や掃海艇などを放流して任務に当たらせます。

小型艇の輸送だけでなく万が一戦闘が起こった際の護衛・支援も行えるように攻撃能力を持つ護衛艦が母艦となっているのです。

たかなみ型をベースに後部ヘリ格納庫を舟艇格納庫としていてそこから船尾へ向かって傾斜を使って下ろしていきます。

レールの上を滑車付き台座に小型艇を載せて放流(台座はワイヤーでその後引き上げ)、戻ってくるときはワイヤーを飛ばして、小型艇に取り付けて牽引し、台座へと乗せて格納庫まで引き上げます。

念のために側部にはクレーンが付いていてこれでワイヤーの誘導や破損した舟艇、浮遊物の投入、改修も行えます。格納庫上部の出っ張りは誘導指揮所でここで放出、改修の指揮を行います。


 模型的には後部の改造だけでは面白くないのでマストをステルス性の高いマストに変更しました。

たかなみ~あきづきの中間というあたりの時代設定なのでそうかんがえるとこれくらいが妥当かと思いました。

また艦橋部と前部煙突の間にたかなみだと隙間がありますがそれをなくし密着させてあります。

内火艇については右舷のみ搭載にしました(搭載されていない反対側の画像ですみません)

これものちのあきづきが右舷のみになること、格納庫に搭載される舟艇のことをかんがえると減らしても良しかと考えました。

もともとヘリ格納庫だった舟艇格納庫は後部に延長して大型化しています。

沿岸警備のために下ろされる高速戦闘艇


 掃海や連絡艇にも用いられるFRP船体の多目的小型船
 

上陸偵察を行う複合艇



魚雷…ではなくNAVYSEALSが使うような潜入作戦用の潜水輸送艇

DDSのSには「Submarine」という意味も込められています。

絶対に秘密なことを調査するための深海調査船