2024年10月11日金曜日

Mi-38N ハボック

 

ロシア版アパッチことMi-28ハボックを商品化したので紹介します。

ロシア(ソ連)の攻撃ヘリといえばハインドのイメージですが80年代には本格的な攻撃ヘリ開発に乗り出しました。そしてKa-50とこのMi-28の二種が開発されました。

その二種のうち陸軍に正式採用されたのはKa-50のほうなのですがソ連崩壊やいろいろあって配備が進まず、Mi-28もその間に開発を続けてきました。そして2006年にこのN型で陸軍に採用されることになりました(なお大量配備されるのはNM型というさらに改良したモデル)

このMi-28ハボックの最大の特徴といえるのが機種の丸い鼻みたいなレーダーです。その後に出てくるNM型ではなくなってしまうのですが個人的にはこれがついていてこそハボックだと思っています。

左右のエンジンからスタブウィングが出ているという珍しい配置です。スタブウィングは逆V字で翼端が下がっているのがカッコよく、その下がり具合にはこだわりました。武装は何種類もあるのですが攻撃ヘリとして一番メジャーと思われるロケットポッドと対戦車ミサイルです。

上部には球体をつけることができるのですがこれはロングボウレーダーです。アパッチと同じようにローター上部につけているのでいかにアパッチを意識してつくっているのか分かります。これは付いてない場合もあるのでその両方を再現できるようにしています。

テイルローターの形状もアパッチに似ています。おそらく静音性を追求したため結果的に同じような形になったのではないでしょうか。


 コクピットをクリアパーツで再現しました。クリアレジンは癖がつよいので最小限に抑えようとおもったのですがその独特の癖のため、逆に上の画像の赤く囲った範囲全部がクリアレジンになりました。くっつければわかるずらいと思いますがまだまだクリアレジンの取り扱いには慣れません。

これまで1/144ではハボックなかなか出ておらず先日NM型がICBMさんからでましたが機首が違うのでどうしてもこの丸鼻を作りたかったんです。ゲームや漫画ではこのタイプが出てくるのでこれを読んでいる方の中にもハボックの機首は丸鼻だと同意してくれる人もいるのではないかと思います。