昨今の海上自衛隊においてイージス艦にならぶ代表的存在である輸送艦おおすみ級「しもきた」です。全通飛行甲板を有するこの船は大型ヘリの輸送や運用、さらには多数の車両や物資を輸送することができます。
国内外での災害派遣で活躍する姿を見た人も多くいると思います。
甲板右側面に小さく建てられた艦橋はまさに空母のようですね。
マストがステルス性を意識した形状になっていることがわかります。昨今の船に比べるとまだまだ甘い対策と思えますが先進的だったのでしょう。
側面の内火艇収納部やラッタル部分はカバーはついておらず丸見えです。ひゅうが級になるとこういった部分がカバーされてステルス性をさらに高めてありますが、まだまだこのころはそこまで行きついていません。
後部甲板はヘリ甲板になっていて2機の大型ヘリが同時離発艦可能。
その甲板の下は開閉式扉がついていてウェルドックになっています。この中からエアクッション艇LCACや水陸両用車AAVが発進します。
内部はこのようになっています。後部に2艇LCACが収納され前部が車両格納庫になっています。格納庫はあまり広くはないようです。
LCAC運用や全通甲板による複数ヘリの同時運用など海自にとって画期的な船です。
しかし、昨今の海外活動や島嶼防衛のための本格的な逆上陸をするには能力の限界にきているように思えます。
あらたな多目的輸送艦の登場が期待されます。
国内外での災害派遣で活躍する姿を見た人も多くいると思います。
甲板右側面に小さく建てられた艦橋はまさに空母のようですね。
マストがステルス性を意識した形状になっていることがわかります。昨今の船に比べるとまだまだ甘い対策と思えますが先進的だったのでしょう。
側面の内火艇収納部やラッタル部分はカバーはついておらず丸見えです。ひゅうが級になるとこういった部分がカバーされてステルス性をさらに高めてありますが、まだまだこのころはそこまで行きついていません。
後部甲板はヘリ甲板になっていて2機の大型ヘリが同時離発艦可能。
その甲板の下は開閉式扉がついていてウェルドックになっています。この中からエアクッション艇LCACや水陸両用車AAVが発進します。
内部はこのようになっています。後部に2艇LCACが収納され前部が車両格納庫になっています。格納庫はあまり広くはないようです。
LCAC運用や全通甲板による複数ヘリの同時運用など海自にとって画期的な船です。
しかし、昨今の海外活動や島嶼防衛のための本格的な逆上陸をするには能力の限界にきているように思えます。
あらたな多目的輸送艦の登場が期待されます。