施設科のエリート車両、施設作業車をつくりました。
75式ドーザの後継として1999年から配備がはじまった比較的新しい車両でドーザのみだった75式と比較するとショベルが付いたことで大幅に能力が強化されできる仕事は増えました。海外ではこの形の装甲工兵車両はよくあるのですが日本ではこれがはじめてです。
ですが配備があまり進まず北部方面隊に集中配備されています。充分な数を揃えられないため、22式ドーザというドーザのみの機能に絞ったものが75式の正式な後継として配備されていきます。
施設作業車はこれまで一度陸上自衛隊正式装備大全で立体化されています(写真手前)ショベルアームが格納時と作業時の両方を再現したいためアームを差し替えることで二つの状態を再現できるようにしました。アームには各部にシリンダが付いているため実際に可動できるようにするには難しく、固定式のものを差し替えという妥協案になりました。
アーム先端の伸縮機能も再現しようと2種類用意し、それを差し替えて再現できるようにしました。
さらにドーザーについても上げた状態と下げた状態の二種類を選択できるようにしました。
実際に可動できる部分が少ないものの各部を差し替えにすることでできる限り多くの状態を再現できるようにしました。