2015年2月2日月曜日

EC635 陸自仕様

ユーロコプター社EC135の軍用タイプEC635を架空の陸上自衛隊仕様にしてみました。
F-toysのヘリボーンコレクションからせっかくEC135が出たのでそれをどうにか自衛隊仕様にできないかと考えてみました。もっとも海上自衛隊では練習機として採用されていますがもっと実用的なものを目指しました。


実際のEC635はこんな感じです。カメラやセンサ類を増設し、スタブウイングに各種兵装を懸架できるようになっています。
UH-1の後継としては小さすぎますし戦闘ヘリにするには中途半端な感じです。
そこで軽多目的偵察戦闘ヘリコプターという設定にしてみました。

今後予想される紛争地域などの活動。空中での哨戒、必要なら攻撃も行えて連絡ヘリとしても使用できる軽ヘリコプターというのは必要かと思います。
米陸軍のリトルバードのようなポジションを考えています。

先端部分にセンサを搭載しているのでふくらみを持たせてあります。
そして下部にはカメラが配置されています。
スキッドにステップを追加してます。
スタブウイング左に多目的誘導弾2発。中距離多目的誘導弾を改良した空対地ミサイルという設定です。対戦車、構造物、船舶、の破壊に使用します。人員への攻撃も可能です。
右ウイングには20mmチェーンガンが装備されています。非装甲車両、人員への攻撃に使用します。ただ、機体に固定されており独立可動しないので照準は機体の操縦で行わなければなりません。命中率はあまり高くないと思います。そのあたりは問題ありますが上空からの援護射撃が行えるというのだけでも価値はあるかと思います。
自衛隊機はテールに日の丸をつけます。EC635の場合テールが細くここに日の丸をつけたのでは目立ちにくいかなとも思いました。 ですがやっぱりテールにつけてみました。
あとは定番装備であるワイヤーカッターをキャノピ上に装備して迷彩塗装にして完成です。
大規模地上戦から低脅威紛争へと戦争の体系が移ったことで対戦車、戦闘ヘリというカテゴリは揺らぎつつあります。コスト、運用面から言って今後は1機で複数の任務を行える多目的型、軽ヘリコプターが多用されるようになるかもしれません。


このエントリーをはてなブックマークに追加