2015年10月12日月曜日

山口駐屯地記念行事 訓練展示編

観閲式の後に行われた訓練展示の模様です。



設定としてはグランドを二分割し、片方が敵に占拠され奪還するというシチュエーションです。
まずは上空からOH-6が偵察、敵拠点の位置を確かめます。


OH-6が敵拠点上空を離れてかわりにUH-1が侵入。
敵拠点手前でレンジャー隊員をラペリング降下させ偵察に向かわせます。

さらに地上偵察隊として87式偵察警戒車とバイクがグランド後方からやってきました。バイクを盾にして射撃して威嚇。
一方87RCVは敵役のCCVと一騎打ち。走り回りながらCCVへの威嚇射撃を続けます。
偵察隊が戦っている間に支援火力が準備を始めます。
FHは自走してグランドに侵入し、準備に入ります。
120mm迫撃砲は牽引されて侵入、展開を開始。
81mm迫撃砲は隊員たちが組み立てて準備を始めます。
カムフラージュネットでしっかりと覆われています。

3種が横一列にならんで準備完了です。射程距離やらいろいろ突っ込みどころありますがせまいグランドで行うのでしかたありません。
射撃開始。
発射の瞬間は撮れませんでした。


火力支援のもと、戦車とLAVとWPCがグランドに突入。
74式の105mm主砲とLAVのミニミが一斉に射撃開始してまさに戦場という感じです。
74式は主砲以外にも同軸機銃も撃ちまくりです。
敵拠点前に張られていた有刺鉄線を超えて(切ったのか、入口が開いていたのかは確認できませんでした)LAV、WPCが突入して敵拠点を占拠します。
煙幕の中で行われていて占拠の様子は全く見えません。

これで敵拠点を奪還を完了し、訓練展示は終了です。
あまり特別なネタはありませんが各火器の射撃や動きが見れるというのはいい機会です。一般の方々にも勇ましい自衛隊の姿というのがわかってもらえればと思います。
訓練展示の後に一生懸命行われる薬莢回収。
がんばれ自衛隊。